「八秒で跳べ」みんなと同じように熱くなれなくても大丈夫

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坪田侑也さんの「八秒で跳べ」を読みました。

気になる内容は?

バレーボール強豪校での高校バレー部の話です。

力があるのに一生懸命になれない主人公が怪我をしてしまい、しばらくバレーの練習から距離を置く。その間に力がなくて部活をやめようと思っていた仲間が練習に本気になり、主人公のポジションが脅かされていく。

もどかしい状況にあるが、それでも冷めている主人公と美術に本気になっているヒロインが出会うことで化学反応が起こっていきます。

感想

主人公の温度や熱量が低くて、感情を出さない感じが自分とは正反対で最初はなかなか受け入れられなかったです。

でも、クラスメイトや部活の友達が個性豊かでその中ではこの主人公の冷静な性格は周りの人物にとって、ありがたい存在なのだろうと途中から感じられました。

この作者の前作である「探偵はぼっちじゃない」も冷静な主人公なので、作者自身がこのような性格なのかもしれませんね。

そして、この作者は現役医大生!です。文才もあって、それ以外の勉強も着実に行ってきた努力は素晴らしいと思います。

次の作品も期待しています。

こんな人におすすめ

  • バレーボールが好きな人
  • 何かに夢中になりたいけれどもなれない人
  • これから伸びるであろう新人作家さんを探している人

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