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増本淳さんの『フロントライン』は、2020年に横浜港へ入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルス集団感染をもとに描かれた、事実に基づくフィクションです。
未知のウイルスに立ち向かった医療従事者たちの葛藤と使命感、そして社会の混乱と報道の在り方までをリアルに描いた本作は、読む者に「正義とは何か」「人を救うとはどういうことか」を問いかけてきます。 映画化もされた話題作であり、今だからこそ振り返りたい“あの時”の記録として、強く心に残る一冊です。
医療従事者の皆様に日々感謝です。
書籍の基本情報
- 著者:増本淳
- 出版社:サンマーク出版
- 出版年:2025年
- ページ数:320ページ
- 映像化:映画化(2025年)
こんな人におすすめ
- 医療従事者の方々
- 医療従事者に感謝したい人、または医療従事者を目指している人
- あの時、何が起こっていたのか知りたい人
気になる内容は?
2020年2月、豪華客船で発生した新型コロナウイルスの集団感染。
治療法不明、感染者数不明、加熱する報道
あの船で、一体何が起きていたのか?(映画『フロントライン』公式サイトより抜粋)
なぜ、おすすめなのか
- 5年前の出来事で、まだ記憶に新しい。その時の自分の状況と照らし合わせることができる。
- 一人ひとりが自分の役割や社会の在り方について考えられる。
- 日々の小さな出来事に感謝できる。
感想
自分も元医療従事者で、コロナの時期は医療従事者同志で「自分より大変な人がいるから応援したい」、「何かできることはないか考えて、行動したい」とお互いに相手のことを気遣っていたのを思い出しました。
医療従事者が命を預かる使命の重さと日々戦っているのは、ただ単に仕事だからという一言では片づけられません。
医療従事者の皆様に日々、感謝し、尊敬しています。
助けられる命を助けたいと思って頑張っている医療従事者のために、私たちができることは自分の健康管理です。
禁煙、節酒、適度な運動や食事を心がけて、病気になる人を減らし、医療従事者の負担を軽くしてあげてください。
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 浜辺祐一「救命センター カルテの向こう側」
まとめ
『フロントライン』は、2020年2月に横浜港へ入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルス集団感染をもとに描かれた、事実に基づくフィクションです。
脚本家・増本淳さんが膨大な取材をもとに執筆した本作は、医療従事者たちの葛藤や使命感、そして社会の混乱をリアルに描いています。映画では語りきれなかった登場人物の背景や心情が丁寧に補完されており、読むことで“あの時”の現場に立ち会うような感覚が得られます。
医療の現実を知りたい方、社会の在り方を考えたい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
映像化原作本の感想記事
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