劇団員のお話

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有川浩さんの「シアター!」と「シアター!2」を読みました。

気になる内容は?

楽しければそれでいいよね!と劇団をしていたところに

人気声優がその劇団を好きだと入団してきて、仕事にするために本気になっていくストーリー

登場人物は10人

「シアター!」は主要な登場人物である人気声優と劇団主宰とその兄の3人の話となり、他の7人のことがあまり知れず、消化不良だったのですが、

「シアター!2」では他の7人にそれぞれにフォーカスが当たり、

ウルっとする場面も散りばめられています

演劇のことをあまり知らない人でもわかりやすく説明してくれていますので、気楽に読める本です。

感想

何かを頑張るって、素晴らしいと思えるのと同時に

ただひたすらに頑張るのではなく、合理的に効率的に動くことの大切さも伝えてくれているのが、高評価ポイントでした。

自分は超合理主義なので、寝食を忘れてがむしゃらに何かをすることが素晴らしいというようなど根性な話には引いてしまうのですが

主宰の兄が自分と似ている超合理主義なので、感情移入しやすかったです。

あとがきで作者自身が書いていますが、まさに「次はこいつが動くかなと思ってカメラを構えていると、完全ノーマークだった奴がへろへろ~っと動き出して…」という感じで、10人いるからこその群像劇は面白かったです。

こんな人におすすめ

  • 何かに一生懸命になりたい人
  • 自分の好きなことを仕事にすることに不安を持っている人
  • 群像劇の中での恋愛ストーリーが好きな人

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