辻村深月

ミステリー

【Audibleでも聴ける】辻村深月『鍵のない夢を見る』|日常と犯罪の境界に立つ女性たちの物語【書評】

日常のちょっとしたすれ違いや、こじらせた感情。そこから、ふとした拍子に“犯罪”に手が届いてしまう人がいる——。辻村深月『鍵のない夢を見る』は、そんな誰もが持つ心の奥底をのぞき込むような連作短編集です。読みながら、ぞっとする。でも、目をそらせ...
心が動いた本

小説『朝が来る(辻村深月)』感想|本当の親子とは?静かな衝撃が心に残る家族小説

辻村深月『朝が来る』は、特別養子縁組を通じて出会った2つの家族の交錯を描く静かな衝撃作。平穏な日常の裏に潜む“もうひとつの真実”が、読み進めるほどに心を打ちます。親になるとは?家族とは?を静かに問いかける感動作。読書初心者にもおすすめの一冊です。