東野圭吾『マスカレード・ナイト』感想文|仮面の下に潜む真実を暴くホテルミステリー|「マスカレード」シリーズ第3弾

ミステリー

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華やかなホテルのカウントダウンパーティーに、殺人犯が紛れ込んでいる――。
『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾による人気シリーズ第3弾。
ホテルマンに扮した刑事・新田とコンシェルジュ・山岸が、仮面舞踏会の裏で繰り広げられる謎と人間模様に挑みます。
エンタメ性と緊張感が絶妙に絡み合う、極上のホテルミステリーです。

書籍の基本情報

  • 著者:東野圭吾
  • 出版社:集英社文庫
  • 出版年:2020年
  • ページ数:544ページ
  • 映像化:映画化(2021年)
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こんな人におすすめ

  • クローズドサークル型のミステリーが好きな人
  • ホテルを舞台にした非日常感のある物語を楽しみたい人
  • 東野圭吾作品の緻密な伏線回収に快感を覚える人

あらすじ(ネタバレなし)

年末のホテル・コルテシア東京で開催される仮面舞踏会「マスカレード・ナイト」。
警視庁に届いた密告状には、殺人事件の犯人がこのパーティーに現れると記されていた。
潜入捜査を命じられた新田刑事は、ホテルマンとして再び現場へ。
コンシェルジュとして働く山岸尚美と協力しながら、顔も名前も分からない犯人を探し出す。
華やかな舞台の裏で、仮面の下に隠された真実が少しずつ明らかになっていく――。

「マスカレード・ナイト」が読みやすい理由

  • 会話中心のテンポの良い文章で、544ページでもサクサク読める
  • 登場人物が多くても、ホテルという舞台が整理されていて混乱しにくい
  • シリーズ作品ながら、前作未読でも十分に楽しめる構成

感想

『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾らしい緻密な構成と伏線回収が光る一冊でした。
ホテルという閉ざされた空間で、仮面をかぶった人々の思惑が交錯する展開は、まさに“読ませる”ミステリー。
事件の謎だけでなく、ホテルスタッフのプロフェッショナルな対応や、客たちの人間模様も見どころ。
新田と山岸のコンビも安定感があり、シリーズファンにはたまらない再会です。
読み終えた後、ホテルに泊まりたくなるような余韻が残りました。

”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ

  • 「マスカレード・ゲーム」東野圭吾

マスカレードシリーズ第4弾

まとめ

『マスカレード・ナイト』は、華やかな舞台と緊迫した捜査が融合した、極上のエンタメミステリー。
シリーズ未読でも楽しめる構成で、初めての東野作品にもぴったり。
仮面の下に隠された真実を、あなた自身の目で確かめてみてください。
ホテルの非日常と、ミステリーの醍醐味が詰まった一冊です。

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