Audibleで読める本 湊かなえ『夜行観覧車』感想文|家族の闇と絆が交錯する心理ミステリー【Audibleあり】 「家族とは、こんなにも不安定で、こんなにも強いものなのか」 湊かなえの代表作のひとつ『夜行観覧車』は、高級住宅街で起きた殺人事件を軸に、家族の崩壊と再生を描いた心理ミステリー。事件そのものよりも、登場人物たちの心の揺れや関係性の変化に焦点が... 2025.09.15 Audibleで読める本ミステリー映像化原作
Audibleで読める本 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』感想文|笑えて解けるユーモアミステリー短編集の第2弾 「お嬢様の単純さは、幼稚園児レベルかと――」 そんな毒舌執事・影山の名セリフでおなじみの人気シリーズ第2弾『謎解きはディナーのあとで2』。 国立署の刑事・宝生麗子と、彼女に仕える執事・影山が繰り広げる、笑いと推理が絶妙に絡み合うユーモアミス... 2025.09.14 Audibleで読める本ミステリー映像化原作
ミステリー 柚月裕子『最後の証人』感想文|法廷で揺れる真実と人間ドラマの傑作|佐方貞人シリーズ第1作 法廷は、真実を明らかにする場所である――。 柚月裕子の『最後の証人』は、元検事の弁護士・佐方貞人が主人公の法廷ミステリー。事件の裏に潜む人間の悲しみや憎しみ、そして信念が交錯する重厚な物語です。緻密な構成と巧みな心理描写で、読者を深く引き込... 2025.09.13 ミステリー映像化原作社会派小説
ミステリー 本城雅人『ミッドナイト・ジャーナル』感想文|7年越しの真実に挑む記者の執念が光る社会派サスペンス 報道の正義とは何か。記者の使命とは何か。 『ミッドナイト・ジャーナル』は、誤報によって人生を狂わされた新聞記者が、7年越しの真実に挑む社会派サスペンスです。著者・本城雅人自身が元新聞記者ということもあり、現場の空気感や人間模様が圧倒的なリア... 2025.09.12 ミステリー映像化原作社会派小説
心が動いた本 朝井リョウ『世にも奇妙な君物語』感想文|現代社会の皮肉と共感が刺さる5編の短編集 「世にも奇妙な物語」風の世界観を小説で味わえる、朝井リョウの短編集『世にも奇妙な君物語』。現代社会の歪みや人間の本質を、ユーモアと皮肉を交えて描いた5編は、どれも“奇妙”でありながら妙にリアル。中でも「リア充裁判」は、SNS時代の生きづらさ... 2025.09.11 心が動いた本映像化原作社会派小説
ミステリー 『レモンと殺人鬼』感想文|衝撃の展開!どんでん返し好きなら絶対読むべき作品 「このミステリーがすごい!」大賞文庫グランプリ受賞作『レモンと殺人鬼』。タイトルからは想像できないほど深く、暗く、そして鮮烈な物語が展開されます。読者の予想を何度も裏切る巧妙な構成と、心理描写の緻密さに圧倒される一冊。読み終えた後、しばらく... 2025.09.10 ミステリー
その他 村上龍『55歳からのハローライフ』感想文|人生の再出発に寄り添う静かな勇気と希望が詰まった物語 「人生は何度でもやり直せる」——そんな言葉を、リアルな悩みを抱える中高年の主人公たちにそっと届けてくれる一冊。村上龍の『55歳からのハローライフ』は、定年や孤独、再婚、ペットロスなど、人生の節目に立つ人々の姿を描いた連作中編小説。静かな勇気... 2025.09.09 その他心が動いた本社会派小説
ミステリー 東川篤哉『完全犯罪に猫は何匹必要か?』感想文|猫好きもミステリー好きも満足のミステリー 「完全犯罪に猫は何匹必要か?」というユニークすぎるタイトルに、思わず手が伸びた人も多いはず。東川篤哉さんの人気シリーズ第3弾は、猫をめぐる奇妙な事件を描いたユーモア×本格ミステリー。探偵・鵜飼と助手・戸村の掛け合いも絶妙で、笑いながらしっか... 2025.09.08 ミステリー
心が動いた本 奥田英朗『我が家のヒミツ』感想文|家族の絆にユーモアと温かさでじんわり涙する6編の短編集 家族って、時に面倒で、時にありがたくて、でもやっぱり大切な存在。奥田英朗の短編集『我が家のヒミツ』は、そんな家族の“ちょっとした事件”をユーモアと温かさで描いた一冊。読後には、心がふわっと軽くなるような余韻が残ります。書籍の基本情報著者:奥... 2025.09.07 心が動いた本映像化原作
ミステリー 東川篤哉『密室の鍵貸します』感想文|笑えて驚けるユーモア本格ミステリー 「密室殺人」と聞くと、重厚で難解なイメージがあるけれど…この作品は違う!東川篤哉さんの『密室の鍵貸します』は、笑いと本格トリックが絶妙に融合したユーモアミステリー。読みやすくて面白くて、しかもちゃんと驚ける。そんな一冊を紹介します!書籍の基... 2025.09.06 ミステリー