東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』あらすじとネタバレなし感想文|東野圭吾の山荘シリーズ魅力ご紹介

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ミステリー

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雪深い山荘に閉じ込められた若者たち。
そこで起こるのは「演劇の練習」か、それとも「本物の殺人」か――。

東野圭吾の『ある閉ざされた雪の山荘で』は、孤立した環境で繰り広げられる心理戦と謎解きが魅力の本格ミステリーです。
読者を最後まで翻弄する展開は、まさに東野圭吾らしい傑作。

書籍の基本情報

  • 著者:東野圭吾
  • 出版社:講談社
  • 出版年:1996年
  • ページ数:306ページ
  • 映像化:映画化(2024年)

こんな人におすすめ

  • クローズドサークル型のミステリーが好きな人
  • 東野圭吾作品を初めて読む人にもおすすめ
  • 雪山や山荘を舞台にした緊張感ある物語を楽しみたい人

「ある閉ざされた雪の山荘で」のあらすじ(ネタバレなし)

演劇サークルのメンバーが雪山の山荘に集まり、舞台の練習を行うことになります。
しかし、外界との連絡が途絶え、閉ざされた環境の中で「模擬殺人ゲーム」が始まります。
次々と起こる不可解な出来事に、参加者たちは疑心暗鬼に陥り、やがてゲームと現実の境界が曖昧になっていきます。

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「ある閉ざされた雪の山荘で」が読みやすい理由

  • 登場人物が少人数で整理されているため混乱しにくい
  • 山荘という限定された舞台で展開がシンプル
  • 会話中心でテンポよく進み、ページがどんどん進む

読む前に知っておきたい魅力と注意点

魅力

  • クローズドサークルの緊張感と心理戦が存分に味わえる
  • 東野圭吾ならではの意外性あるトリックと展開
  • 雪山の孤立した舞台設定が物語を一層引き締める

注意点

  • 登場人物の心理描写が中心で、派手なアクションは少ない
  • 本格推理というより心理的駆け引きに重点がある
  • 結末の評価は分かれるため、好みが分かれる可能性あり

「ある閉ざされた雪の山荘で」の感想

閉ざされた山荘という舞台設定が緊張感を高め、読者を一気に物語へ引き込みます。
疑心暗鬼に陥る登場人物たちの心理描写がリアルで、まるで自分もその場にいるような臨場感。
最後まで「これはゲームなのか、それとも本物なのか」と揺さぶられる展開が秀逸でした。

”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ

  • 東野圭吾「白馬山荘殺人事件」

東野圭吾の山荘シリーズで一番初めに発売された作品です。

雪に閉ざされた山荘という舞台設定で実際に白馬山荘殺人事件は雪で本当に動けない状態。
「ある閉ざされた雪の山荘で」より本格的なので、クローズドサークルものが面白いと思ったら次に読む本としておすすめです!

👇「白馬山荘殺人事件」感想記事はこちら

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まとめ

雪山の山荘で繰り広げられる心理戦と謎解き。
東野圭吾の『ある閉ざされた雪の山荘で』は、冬の夜にじっくり読みたい一冊です。
緊張感と意外性に満ちた物語をぜひ体験してください。

ルミエールのつぶやき

ハラハラしながら読み進めました。

東野圭吾の山荘シリーズやこの作品内に出てくる「そして誰もいなくなった」も読むと、より楽しめるかも。

でも、これらの本格派を読む前に「ある閉ざされた雪の山荘で」の方が読みやすいので、こちらを先に読むのがおすすめ。
特にすでに映画化されているので、キャストを思い浮かべながら読むと読みやすいと思います!

あと、警察が出てこないし、登場人物が少なくて限られているので、
ミステリーにしては読みやすい。
著者も有名な東野圭吾なので、「ミステリー読んだことあるよ」でこの本を挙げると「おおっ!」ってなるかも。

30年近くなってからも映画化されるくらいなので、年代を感じさせないところも魅力的。

ラストは賛否両論があるかも、と思ったけど、私はアリ派!

次に読むならこちら

伏線回収が気持ち良い本
「あの一行が、すべてを変える。」――読後、思わず最初のページに戻りたくなる。伏線回収の快感をあなたへ。

東野圭吾作品の感想記事

ルミエール
ルミエール

東野圭吾作品大好きです。
いっぱい紹介してますので、見てみてください!

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