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本屋を舞台にしたお仕事小説の続編『書店ガール2』。1作目で対立から協力関係へと変わっていった亜紀と理子。今回はそれぞれの立場や思いがさらに深まり、店舗の存続や自分のキャリアといった現実的な問題にも直面します。本好きなら心をつかまれる「働く女性の物語」が、さらに熱く、さらにリアルに。
書籍の基本情報
- 著者:碧野圭
- 出版社:PHP文芸文庫
- 出版年:2013年
- ページ数:400ページ
- 映像化:ドラマ化(2015年)
こんな人におすすめ
- 本屋の裏側に興味がある
- 働く女性の成長物語を読みたい
- チームワークや人間関係の変化を描いた話が好き
- 仕事を通して自分の生き方を考えたい
あらすじ(ネタバレなし)
1作目で同じ店舗で働きながらも、価値観の違いから何度も衝突してきた亜紀と理子。ようやく良いコンビになりつつあったが、今度は店舗閉鎖や人事異動といった現実的な波が2人を襲う。それぞれの夢、譲れない想い、そして守りたい場所――。選択の連続が、2人の関係と未来を揺さぶっていく。
ドラマ化されている作品なので、キャストを頭に浮かべながら読みたい方はこちらを参考に!
「書店ガール2」が読みやすい理由
- 章ごとに視点が切り替わるためテンポよく読める
理子視点と亜紀視点で切り替わるので、グイグイ読み進められる - 本屋ならではの小ネタやリアルな裏話が多く、楽しみながら知識も得られる
本屋さんで働くのは憧れる。売上のこととか給与のこととかリアル - 人間関係の変化が丁寧に描かれており、感情移入しやすい
今作は亜紀の夫の変化が見どころ
感想
理子も亜紀もちゃんと大人になってます(笑)
1作目で築いた信頼関係が、2作目ではさらに試される展開になっていて、読みながら何度も胸が熱くなりました。
本屋の現実は決して甘くないけれど、そこにある人の情熱や本への愛は揺るがない――そんな強さを感じます。亜紀と理子の会話ややり取りに、働く上で大事なヒントが詰まっていると感じました。
特に理子の働き方は「女性がキャリアを築いていくってどういうこと?」とか、「リーダーシップとはどういうことか?」がストーリーを通じて、スッと体に入り込んできます。
リーダーシップに悩んでいる人にも、ぜひ読んでほしいです!
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 『クジラの彼』有川浩
ベースは恋愛小説ですが、ここに出てくる働いている女性たちがみんなかっこいい。
最初タイトルに「?」だったのですが、ちゃんと意味がわかるし、重要キーワード🔑
まとめ
『書店ガール2』は、本好きだけでなく「仕事で人と向き合うすべての人」に読んでほしい一冊。ドラマ化もされた人気シリーズなので、物語に入り込みやすく、1作目を読んでいなくても楽しめます。心を動かすお仕事小説を探しているなら、ぜひ手に取ってみてください。
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