『書店ガール』 感想文|人気シリーズの第1弾-本屋の裏側と女性の成長を描くお仕事小説

仕事×本
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本好きなら一度は憧れる「書店で働く」という仕事。
碧野圭の『書店ガール』は、華やかに見える本屋の裏側と、そこで繰り広げられる人間模様を描いたお仕事小説です。女性同士の衝突や成長、そして本に関わる仕事のやりがいが詰まっており、本好きの心をくすぐります。

書籍の基本情報

  • 著者:碧野圭
  • 出版社:PHP文芸文庫
  • 出版年:2012年
  • ページ数:397ページ
  • 映像化:ドラマ化(2015年)

こんな人におすすめ

  • 本屋さんの裏側に興味がある人
  • 女性同士のぶつかり合いや友情を描く物語が好きな人
  • お仕事小説で元気をもらいたい人

あらすじ(ネタバレなし)

郊外の大型ショッピングモールにある「ペガサス書房」。
書店勤務歴10年の堅物副店長・西岡理子は、書店の未来と利益を守るため日々奮闘していた。部下の小幡亜紀は取引先会長の孫でコネ入社、企画力抜群、自由奔放。仕事への姿勢も価値観も正反対な二人は、衝突を繰り返しながらも、共通の目標に向かって少しずつ歩み寄っていく。

ドラマ化されている作品なので、キャストを頭に浮かべながら読みたい方はこちらを参考に!

『戦う!書店ガール』ドラマ公式サイト

「書店ガール」が読みやすい理由

  • テンポがよく読みやすい文章
    専門用語が少なく、情景描写がスムーズ。
  • キャラクターの魅力
    理子と亜紀、それぞれの考え方に共感できる。
  • リアルな仕事描写
    実際の本屋の日常が垣間見れて面白い。

感想

本屋の裏側は、想像以上に体力も気力も必要な現場。でも、そこにあるのは確かに「本への情熱」です。理子と亜紀は真逆のタイプながらも、それぞれの正しさを持ち、ぶつかりながら成長していく姿に胸が熱くなりました。本好きとしては、書店員のリアルな努力や工夫が読めるのもたまりません。

”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ

  • 『書店ガール2』碧野圭
    理子と亜紀のその後の物語。二人とも大人になってるので、お楽しみに。

『書店ガール2』感想記事

まとめ

『書店ガール』は、仕事に誇りを持つ女性たちの奮闘を描く爽快なお仕事小説です。読後は、本屋さんで働く人への感謝と尊敬が自然と湧いてきます。本好きなあなたはもちろん、仕事で悩むすべての人におすすめです。

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