安宅和人さんの「イシューからはじめよ――知的生産の「『シンプルな本質』」を読みました。
いやぁ、難しい。
売上部数がとても多いので、自分も読まなくては!と思って読み始めた人も多いと思いますが、文章が論文のようで、読みにくいです。
読破できずに途中で挫折してしまっても仕方ないと思います。この本を読みきれなかったとしても、読書を嫌いにならないでほしいです。
著者自身が科学者であることもあり、具体例が科学のことになるため、逆に具体例を載せることによって混乱してしまいました。
読書好きで多読の自分でも難しいです。
実はこれはAudibleで耳読書をしました。
強制的に読んでくれるので、最後まで行きましたが、紙で読書する形の場合は能動的に読む必要があるため、もしかしたら挫折してたかもしれません。
ただ、この本は図や他の本からの参照が多用されているので、図の説明はAudibleではわかりにくかったです。
テーマは「本質的なものを見極めよ」だと思います。
自分は以下のことを読み取りました。
・悩む時考えるを区別する
・時間をどれだけかけたかではなく、結果を出すことが重要
・知っていることしかイメージできない
・仮説を立てることで解像度が上がる
・言葉にすることで自分が理解できていない箇所が明らかになる
現状から本質的な課題を抽出に対処することは全員に必要なことではあると思いますので、理解を促進するために、こういう本ほど、本の要約のYouTubeチャンネルの有用性を感じます。