安宅和人「イシューからはじめよ――知的生産の『シンプルな本質』」ベストセラーだけど、難しかった

Audibleで読める本

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「頑張ってるのに成果が出ない…」そんなモヤモヤを感じたことはないですか?

『イシューから始めよ』は、ただ忙しくするのではなく“本当に解くべき問題”に集中することで、少ない労力で最大の成果を出す方法を教えてくれる一冊。

問題解決の本質に迫る、知的生産のバイブルです。

書籍の基本情報

  • 著者:安宅和人
  • 出版社:英知出版
  • 出版年:2024年
  • ページ数:272ページ

こんな人におすすめ

  • 毎日忙しいのに成果が上がらないと感じている人
  • 仕事の優先順位をつけるのが苦手な人
  • 少ない時間で大きな成果を出したい人

あらすじ(ネタバレなし)

本書のキーワードは「イシュー」。 イシューとは「本当に答えを出すべき問題」のこと。 著者は、マッキンゼーでの経験や脳科学の知見をもとに、イシューの見極め方と、効率的な問題解決のアプローチを紹介しています。

読み進めるうちに、「やるべきこと」と「やらなくていいこと」の境界線がくっきり見えてきます。

要約すると以下の5つ

・悩む時考えるを区別する

・時間をどれだけかけたかではなく、結果を出すことが重要

・知っていることしかイメージできない

・仮説を立てることで解像度が上がる

・言葉にすることで自分が理解できていない箇所が明らかになる

この本を読むべき理由

  • 無駄な仕事を減らし、本質的な課題に集中できるようになる
  • 問題解決力が飛躍的にアップする
  • 自分の仕事に対する視点がガラッと変わる

感想

いやぁ、難しい。

売上部数がとても多いので、自分も読まなくては!と思って読み始めた人も多いと思いますが、文章が論文のようで、読みにくいです。

読破できずに途中で挫折してしまっても仕方ないと思います。この本を読みきれなかったとしても、読書を嫌いにならないでほしいです。

著者自身が科学者であることもあり、具体例が科学のことになるため、逆に具体例を載せることによって混乱してしまいました。

読書好きで多読の自分でも難しいです。

実はこれはAudibleで耳読書をしました。

強制的に読んでくれるので、最後まで行きましたが、紙で読書する形の場合は能動的に読む必要があるため、もしかしたら挫折してたかもしれません。

ただ、この本は図や他の本からの参照が多用されているので、図の説明はAudibleではわかりにくかったです。

”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ

  • 「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン

99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

まとめ

『イシューから始めよ』は、ただ忙しく働くのではなく、「本当に解くべき問題」に集中する力を養ってくれる一冊。テーマは「本質的なものを見極めよ」だと思います。仕事や学びの効率を高めたい人にとって、まさに知的生産の地図のような存在!読んだ後には、日々の選択や行動が変わってくるはず。迷いの多い今だからこそ、ぜひこの本を手に取って、自分の“イシュー”を見つけてみてください。

Audibleで聴けます

難しい本だからこそ、強制的に読んでくれるAudibleもおすすめ。図が多用されているので、本も手元に置いておくと最強です!

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