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「先に映画を観ちゃったけど、小説も気になる」 そんなときこそ、読んでほしい。 映像で心が揺れたあのシーンが、文字で読むともっと染みる。 映画を観てから読むことで、原作の奥深さをより感じられる作品をご紹介します。
映画原作を”あとから読む”のがアツい理由
- 映画で登場人物や場面をイメージできているので、物語にスッと入り込める
- 難しそうな設定や文化背景も、映画で土台ができているから安心
- 映像では描かれなかった感情や背景に、小説だからこそ触れられる
原作を読むと、もっと”泣ける”3冊
阪急電車(有川浩)
映画タイトル:阪急電車 片道15分の奇跡(2011年)
ローカル線の電車内で交差する、ささやかであたたかな人生模様。 駅名ごとの短編構成で読みやすく、映画で印象的だったシーンを文字で再体験すると…涙腺にくる。 日常の中の小さな奇跡を、もう一度。
ローカル電車を舞台にした群像劇でそれぞれの章のタイトルが駅名になっているので、実際に行った気分になる、旅行してみたくなるというおまけつき。
乗り合わせた人の人生がちょっとずつ重なって、影響を与えていく。
電車というよく使うモノが舞台で日常にありえそうなんだけど、自分だったら同じ場面に遭遇したら、勇気出せるかな?など、自分に置き換えながら、読み進められる。
心じんわり温まる読後感で人に勧めたくなる!
クライマーズ・ハイ(横山秀夫)
映画公開:2008年
日航機墜落事故という未曽有の出来事に向き合う新聞記者たち。 映像では伝えきれない“報道する側の葛藤”が原作でじっくり描かれます。 「真実を伝えるとは何か」――読後に深いため息をつく作品。
日本航空墜落事故を題材にしている社会派作品。歴史的事故に遭遇した際の報道の在り方を問う。
その当時の事故のことをよく知らない、報道や新聞社のことがあまりわからない状態だったので、映画を観てから原作を読んで、内容をしっかりと理解することができた。
もちろん痛ましい事故ではあるのだけれど、仕事に使命を持って生きる人達の熱さに泣く。
そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)
映画公開:2021年
血のつながらない親との暮らしを通じて描かれる、家族のあたたかさ。 映画で感動した人ほど、原作で“登場人物の背景”に触れると、より深く泣けます。 やさしさが静かに沁みてくる一冊。
ピアノ教室を開いている友人からピアノ演奏の場面が素敵だから、ぜひ観てほしいと勧められて、ストーリーよりも映像重視で観た作品。
映像も素晴らしかったし、ストーリーも良かったので、原作を映画鑑賞後すぐに読んでみた作品。
小説ではその人物を表す描写などで、より深く登場人物の内面に入り込めて、人が人を思いやることの尊さをより強く感じられる。
まとめ
どの作品が気になりましたか?
映画で物語の輪郭を感じたあと、原作で“感情のグラデーション”を味わってみませんか? 映像も文字も、それぞれの良さがあって、重ねることで心に残る体験になります。
今後もおすすめを投稿していきますので、楽しみにお待ちください!
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