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この作品、名前はよく聞くけど
実際どうなんだろう?と思っている方へ。
ネタバレなしで、
読みどころと正直な感想をまとめました。
忙しい平日でも、
「読むべきかどうか」が3分で分かります。
「桐島が部活をやめたら、世界が少しずつズレ始めた」――
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』は、男子バレー部のキャプテン・桐島が突然部活を辞めたことで、同じ高校に通う生徒たちの心に微細な波紋が広がっていく青春群像劇。
桐島本人はほとんど登場しないにもかかわらず、彼の不在がそれぞれの“立ち位置”や“価値観”を揺るがしていく。
何者でもない高校生たちが、自分の居場所を探しながら、静かに葛藤する姿が胸に迫る作品です。
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書籍の基本情報

- 著者:朝井リョウ
- 出版社:集英社
- 出版年:2010年
- ページ数:208ページ
- 映像化:映画化(2012年)
「桐島、部活やめるってよ」はこんな人におすすめ

- 学校内の“見えない階層”や空気感に共感できる人
- 青春の繊細な心理描写を味わいたい人
- 自分の“立ち位置”に悩んだ経験がある人
「桐島、部活やめるってよ」のあらすじ(ネタバレなし)

男子バレー部のキャプテン・桐島が突然部活をやめた。
その出来事は、直接関わっていた部員だけでなく、映画部、吹奏楽部、野球部、ソフトボール部など、学校内のさまざまな生徒たちの心に微妙な変化をもたらす。
桐島の不在をきっかけに、彼らは“自分の立ち位置”や“周囲との関係性”を見つめ直し始める。 誰もが何かに悩み、何かを諦め、何かを探している――
そんな高校生たちの一瞬のきらめきと揺れを描いた、オムニバス形式の青春小説。
👇この作品が刺さった方には、高校生の見えない生きづらさを描いた『太陽の坐る場所』もおすすめです。
「桐島、部活やめるってよ」が読みやすい理由

- 複数の視点で描かれるオムニバス形式でテンポが良い
- 会話が自然で、登場人物の感情が伝わりやすい
- 日常の描写がリアルで、読者自身の記憶と重ねやすい
読む前に知っておきたい魅力と注意点

魅力
- “桐島”という不在の存在が物語全体を揺るがす構成が秀逸
- 学校内の空気感や階層意識がリアルに描かれている
- 誰もが“何者かになりたい”と願う青春の葛藤が詰まっている
注意点
- 派手な事件や展開はなく、静かな心理描写が中心
- 登場人物が多く、関係性の把握に少し時間がかかる
- “桐島”はほぼ登場せず、タイトルとのギャップに驚くかも
「桐島、部活やめるってよ」の感想

『桐島、部活やめるってよ』は、“何者でもない自分”と向き合う高校生たちの、静かで切実な物語でした。
とても平たくいえば、スクールカーストの話でもある。
桐島の不在は、まるで空気の流れを変えるように、それぞれの居場所や価値観を揺らしていく。 映画部の前田、野球部の菊池、吹奏楽部の亜矢――彼らの視点から描かれる日常は、どこか自分の高校時代と重なり、胸が締めつけられる。
“ダサい”とは何か、“かっこいい”とは何か。
その定義が揺らぐ瞬間に、人は初めて自分の本音に気づくのかもしれない。
読後には、自分の過去を振り返りたくなるような、静かな余韻が残りました。
これがデビュー作とは……恐るべし「朝井リョウ」
この余韻は、文字だけでなく「声」で味わうのもありだなと思いました。
Audibleなら、登場人物の感情がより立体的に伝わってきます。
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 「八秒で跳べ」坪田侑也
春高バレーが舞台の青春小説。部活に青春をかける高校生だけど、熱すぎるわけではない。
でも仲間内の中心的存在であるところが「桐島、部活やめるってよ」の桐島と重なるかも。
👇「八秒で跳べ」の感想記事はこちら
まとめ
『桐島、部活やめるってよ』は、桐島の不在をきっかけに、高校生たちの心が揺れ動く青春群像劇。
誰もが“何者かになりたい”と願いながら、自分の居場所を探している。
学校という小さな社会の中で、見えない階層や空気に悩んだ経験がある人には、きっと刺さる一冊です。
静かに、でも確かに心を揺さぶる青春小説を求める方におすすめです。
ルミエールのつぶやき
これ、桐島自体は全くセリフないんですよね。
でも存在感が半端ない。みんなが桐島の動向を気にしてる。
桐島は、いわゆる一軍に属しているんでしょうね。
高校の時の順位って、大人になったら全然関係ないのに、自分の自己肯定感とか劣等感に大きくかかわっていて、周りに関わる人が総入れ替えされても、自分の立ち位置の記憶が残ってるから、他人のちょっとした言動を深読みしてしまう。
高校時代が「超絶楽しかった」っていう人でも、共感できるところがあると思う。
朝井リョウ作品って、気づいているけど、普段見ないようにしているところを刺してくるんですよね。普段見ない場所を明らかにするのを止めてくれ、って思うけど、ついつい読んじゃいます。
次に読むならこちら
朝井リョウ作品の感想記事ページ

朝井リョウ作品って、軽やかな文体で人間の暗いところも含めた心理を描く秀逸作品が多いですよね。
お気に入り作品が見つかりますように。
→朝井リョウ作品の感想記事ページはこちら
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Audibleのデメリット
音声だけだと、細かい表現や漢字のニュアンスがつかみにくいことも…
Audibleで聴く『桐島、部活辞めるってよ』は、登場人物の繊細な感情が声によってより鮮明に伝わってきます。
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