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この作品、名前はよく聞くけど
実際どうなんだろう?と思っている方へ。
ネタバレなしで、
読みどころと正直な感想をまとめました。
忙しい平日でも、
「読むべきかどうか」が3分で分かります。
「この一行で、すべてがひっくり返る」――
綾辻行人『十角館の殺人』は、孤島を舞台にした連続殺人事件と、巧妙な叙述トリックで読者を驚かせる新本格ミステリーの金字塔。
1987年の刊行以来、数々の作家に影響を与え、今なお“あの一行”で語り継がれる衝撃作です。
本格推理の醍醐味と、現代的な語り口が融合した一冊で、ミステリ好きなら一度は通るべき作品です。
書籍の基本情報

- 著者:綾辻行人
- 出版社:講談社
- 出版年:1987年
- ページ数:512ページ
- 映像化:映画化(2024年)
「十角館の殺人」はどんな人に向いている?

- クローズド・サークル型の本格ミステリーが好きな人
- 叙述トリックで「騙される快感」を味わいたい人
- 推理小説の“原点”を知りたいミステリ初心者・愛好家
「十角館の殺人」のあらすじ(ネタバレなし)

この作品が刺さりそうなのは、
- ミステリー初心者だけど名作を読みたい人
- 「最後にひっくり返される読書体験」が好きな人
- 叙述トリックの代表作を一度は読んでおきたい人
そんな方です。
舞台は、孤島・角島に建てられた奇妙な建築「十角館」。
そこに訪れたのは、大学のミステリ研究会に所属する7人の学生たち。
彼らはそれぞれ“アガサ”“エラリー”など、名探偵の名前をニックネームにして滞在を始めるが、やがて一人が殺される。
一方、本土では、過去に角島で起きた火事と殺人事件を調べる人物が現れ、現在の事件との接点が浮かび上がってくる。
島と本土、二つの視点が交錯しながら、物語は驚愕の真相へと向かっていく。
👇この作品が刺さった方には、同じくクローズドサークルかつある一行で世界がひっくり返る『ある閉ざされた雪の山荘で』もおすすめです。
「十角館の殺人」が読みやすい理由

- 登場人物の会話が多く、テンポが良い
- 島と本土の章が交互に進む構成で、飽きずに読める
- 謎の提示と伏線の回収が丁寧で、読者が自然に推理できる
十角館の殺人はミステリー初心者でも楽しめる?
結論から言うと、ミステリー初心者でも十分楽しめます。
トリック自体は巧妙ですが、文章は読みやすく、専門知識も不要です。
「ミステリーを好きになるきっかけ」として挙げられることが多い一冊です。
読む前に知っておきたい魅力と注意点

魅力
- 叙述トリックの鮮やかさが、読書体験を一変させる
- クローズド・サークルの緊張感と心理戦が秀逸
- 本土パートとの交錯が、物語に深みを与えている
注意点
- 登場人物が多く、ニックネームで混乱しやすい
- 時代背景や文体に古さを感じる読者もいるかも
- “あの一行”を事前に知ってしまうと衝撃が半減するので注意
「十角館の殺人」の感想

『十角館の殺人』は、“読者を騙すこと”に全力を注いだ、知的で鮮烈なミステリーでした。
序盤から中盤にかけては、島での人間関係と不穏な空気がじわじわと広がり、読者は「誰が犯人なのか」ではなく「何が起きているのか」に引き込まれていきます。
そして、ある一行で世界が反転する――その瞬間の衝撃は、ミステリー史に残る名場面。
一行の文章の内容は知らないけれど、ある一行でひっくり返るということを知ってから読んだにも関わらず、その一行を読んだ時に全身に鳥肌が立ちました……。
本土パートの静かな捜査と、島の緊迫感の対比も見事で、構成力の高さに唸らされます。
“騙されたことが嬉しい”と思える、まさに新本格の醍醐味を味わえる一冊でした。
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午
騙されたことが嬉しいと思えるといえば、この本。二度読み必至。
👇「葉桜の季節に君を想うということ」の感想記事はこちら

まとめ
『十角館の殺人』は、孤島を舞台にした連続殺人と、鮮やかな叙述トリックが光る新本格ミステリーの傑作。
ミステリー好きなら必読の一冊であり、初めて本格推理に触れる人にもおすすめ。
“あの一行”の衝撃を、ぜひ自分の目で確かめてください。
ルミエールのつぶやき
あの一行でひっくり返るって、知ってたのに、ちゃんと驚いて、ちゃんと全身に鳥肌が立った。
ずっと、不穏で。ずっと緊張感が続く。怖かった。
わかると伏線回収される。わかると安心できる。
新本格派ブームを巻き起こしたこの作品。
読んで、読書レベル一段階上がった気がしたし、いろんなミステリのあとがきに新本格派とか「十角館の殺人」が出てくることが多いので、作家の人たちに一歩近づいた気がした。
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