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「科学がすべてを解決する世界は、本当に幸せなのか」――
東野圭吾『プラチナデータ』は、DNA捜査システムが導入された近未来の日本を舞台に、科学と人間の倫理が交錯するサスペンス。
主人公は、DNA解析の第一人者でありながら、ある殺人事件の容疑者として追われることになる神楽龍平。
二重人格、謎の少女、そして国家の闇――多層的なテーマが絡み合い、スピーディに展開するエンタメ性の高い一冊です。
書籍の基本情報

- 著者:東野圭吾
- 出版社:幻冬舎
- 出版年:2010年
- ページ数:431ページ
- 映像化:映画化(2013年)
「プラチナデータ」はこんな人におすすめ

- 科学技術と人間の倫理が交差する物語に惹かれる人
- サスペンスとSF要素の融合を楽しみたい人
- 東野圭吾のエンタメ作品をテンポよく読みたい人
「プラチナデータ」のあらすじ(ネタバレなし)

DNA捜査システムが導入された日本では、犯罪者の特定が迅速かつ正確に行われるようになっていた。
ある日、連続婦女暴行殺人事件の現場から採取されたDNAが「NF13(NOT FOUND)」と判定され、捜査は難航。
その後、DNAシステムの開発者である蓼科兄妹が殺害され、現場の証拠から主任解析員・神楽龍平が容疑者として浮上する。
神楽は自らの“もう一つの人格”リュウに事件の記憶を問いながら、警察の追跡を逃れ、真相に迫っていく。
果たして、DNAがすべてを語る世界で、真実はどこにあるのか――。
👇この作品が刺さった方には、SF×ミステリーの『パラレルワールド・ラブストーリー』もおすすめです。
「プラチナデータ」が読みやすい理由

- テンポの良い展開で、ページをめくる手が止まらない
- 専門用語も丁寧に解説されており、SF初心者でも安心
- 二重人格や謎の少女など、キャラ設定がドラマチックで引き込まれる
読む前に知っておきたい魅力と注意点

魅力
- DNA捜査×近未来サスペンス:
科学技術が進んだ社会での「DNAによる犯罪捜査」がテーマ。
リアルとフィクションの境界がゾクゾクするほどスリリング! - 二重構造のミステリー:
主人公の記憶とアイデンティティに関わる謎が、物語の奥深さを増していて、読み進めるほど引き込まれます。 - 映像的な描写:
都市の冷たさや追跡シーンの緊迫感など、まるで映画を観ているような臨場感が味わえる!
注意点
- 科学用語がやや難解:
DNAや脳科学の専門用語が多めなので、少し読み進めにくいと感じるかも。 - 登場人物の心理描写が少なめ:
テンポ重視の展開だから、感情移入よりもストーリーのスピード感を楽しむタイプの作品。 - 倫理的な問いが重い:
「個人情報と国家」「監視社会」など、考えさせられるテーマが多く、軽い気持ちで読むとズシンとくるかも。
「プラチナデータ」の感想

『プラチナデータ』は、科学が人間を管理する世界の“危うさ”を描いたエンタメサスペンスでした。
DNA捜査という最先端技術が、正義を加速させる一方で、個人の尊厳や自由を脅かす可能性も孕んでいる。
主人公・神楽龍平は、科学の中心にいる人物でありながら、自らがその網に絡め取られていくという皮肉な構造。
彼の二重人格「リュウ」との対話は、記憶とアイデンティティの揺らぎを象徴していて、物語に深みを与えています。
神楽は最先端技術に長けていて、自分の感覚もデータで説明できると最初は思っているけれども、神楽自身も一人の人間で、過去の出来事や周りの人の人情などに触れてだんだん変わっていくあたりにさらに惹き込まれます。
東野圭吾らしいスピード感と構成力で、最後まで一気に読ませる力は健在。
読後には「科学が進みすぎた世界で、人間らしさをどう守るか」という問いが残る作品でした。
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 「ラプラスの魔女」東野圭吾
科学に長けている人物が出てくる東野圭吾作品らしい「科学×ミステリー」が存分に楽しめる。
まとめ
『プラチナデータ』は、DNA捜査という未来の技術を軸に、人間の尊厳と国家の管理社会を描いたサスペンス。
二重人格や謎の少女など、ドラマチックな要素も満載で、エンタメ性の高い一冊です。
映画化もされており、原作との違いを楽しむのもおすすめ。 東野圭吾の“社会派×エンタメ”のバランスを味わいたい方にぴったりです。
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東野圭吾作品大好きです。
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