Dr.ヒロさんの「思い通りに人を動かすヤバい話し方」をAudibleで読みました。
Dr.ヒロさんはYoutubeチャンネルも見ていたので、書籍を楽しみにしていました。
有名なメラビアンの法則の理解の仕方や応用方法、人を説得する際の接続詞の使い方などを載せてくれており、Audibleだからこそ、自分がその会話に参加しているようで、具体例の違いを肌で感じることができました。
メラビアンの法則というのは、視覚情報が一番優勢だということ。
これは何も目の前に物がない状態でも、相手の頭の中にその視覚情報を作り上げてしまえばよいということです。
これはとても重要なことです。
「あんパンの上に載っているごま程度に考えている人がいるかもしれませんが、そうではなくてあんパンのパン部分くらい重要です」
・あんパンが頭の中に浮かびましたか?
・わかりやすく言うと、たとえ話をたくさん取り入れればよいということです。
・なんとなくわかりましたか?
隠されたテクニックがわかりましたか?
実は、「・」の部分でもテクニックを3つ入れています。
1.読み手の頭に映像が出てくるようにしている
2.「わかりやすく言うと」というフレーズを使う。これによって、他の人はわかりやすいんだ、自分もわからなくては!と理解しようとしてくれます。
3.ダメ押しでなんとなくわかりましたか?と聞く。すると1割くらいしかわからなくても、なんとなくはわかったので、「はい」と言ってしまい、読み手自身が理解しようと努力してくれます。
言われてみれば納得で、しかもつかいやすいコツがたくさん載っています。
利用場所がすぐになくても、エンタメとして読むのもいいかもしれません。
(↑これもコツ。「読んでください」と断定すると反発されるので、可能性を示唆するくらいだと受け入れてもらえる率がアップするかも!?)