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正義感あふれる“おっさん”たちが夜の街を守る──そんな痛快で心温まる物語が、有川浩の『三匹のおっさん』です。笑いあり、人情あり、ちょっぴりスカッとする展開で、ページをめくる手が止まりません。
書籍の基本情報
- 著者:有川浩
- 出版社:文春文庫
- 出版年:2012年
- ページ数:448ページ
- 映像化:ドラマ化(2014年)
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こんな人におすすめ
- スカッとする勧善懲悪ストーリーが好きな人
- コメディと人情がバランスよく入った小説を探している人
- 気軽に読める長編で、登場人物の掛け合いを楽しみたい人
あらすじ(ネタバレなし)
還暦を迎えた幼なじみ3人、キヨ・シゲ・ノリが結成したのは“自警団”。夜の街で困っている人を助け、悪を懲らしめる活動を始めます。空手の達人、道具の達人、情報通──それぞれの特技を活かし、詐欺、ひったくり、悪質商法など、身近な悪事に立ち向かう三匹のおっさんたち。軽妙な掛け合いと、行動の奥にある人情が胸を打ちます。
「三匹のおっさん」が読みやすい理由
- 章ごとに一話完結で読みやすい構成
- セリフが多くテンポが良い
- キャラクターが立っていてすぐに感情移入できる
感想
有川浩らしい温かさと軽妙な会話劇が心地よい一冊でした。悪をやっつける展開にスカッとする一方で、おっさんたちの背景や人間関係にじんわりとした感動もあります。読後感は爽快で、「この人たちが近所にいたら安心だな」と思える存在感。物語のテンポが良く、読みながら何度もクスっと笑わせてもらいました。
還暦になったときに、こんな幼なじみがいるのは素敵だなとうらやましくなりました。
”なんかもう一冊いけそう”なあなたへ
- 『三匹のおっさん ふたたび』有川浩
三匹のおっさんシリーズ第二弾。第一弾は勧善懲悪の雰囲気が濃かったですが、この『ふたたび』の方は社会問題や調和の色が濃くて、考えさせられます。
この3人が好きになった方はこちらもぜひ手に取ってみてください。
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まとめ
日常に少し元気や笑顔が欲しいとき、『三匹のおっさん』はぴったりの一冊です。軽快な会話と人情味あふれるストーリーで、読み終えた後に心が温かくなります。思わずページをめくる手が止まらない痛快物語をぜひ味わってください。
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